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小林賢太郎テレビ3、まとめと感想※ネタバレ注意

「小林賢太郎テレビ3~ポツネンと日本語~」のコントなどのまとめと感想です。完っ全にネタバレなので注意、というか放送を見てない方は見ない方が良いです。これまでの傾向から考えても、今後何回か再放送もあると思いますし、DVD化もすると思います。それらをご覧になった方のみ続きを読むからどうぞ。

あと、物っ凄く長いです。私の小林賢太郎観察記という感じです。ラーメンズや小林賢太郎が好きじゃないととても読んでいられないと思います。もっと短くしようと思ったんですが、書きたい事が沢山あったのでそのままにしました。もはや自己満足な記事です。よくブログの保険として書かれる自分用メモという表現がぴったりな内容です。





リアルタイムで放送を見て、終わった直後に録画でもう一回見ました。私そのくらい小林賢太郎という人が好きなんですよね。この記事を書くにあたり確認も含めてまた見ました。ラーメンズやポツネンのDVDもそんな感じでDVDに穴があくほど見ていますね。DVDにはもとから穴開いてますけどね。この記事ではコント一つ一つに感想を書いていこうと思います。公式にタイトルがついていたものは「」で囲んであります。本当に長いので注意。

オープニング
もうオープニングから度肝を抜かれてしまいました。凄い作り込み。ここまで見る側を引き込む事が出来るとは。

「学校でアナグラム」
アナグラムのイラストがいつもの鼻兎タッチではなくもっと丁寧というかリアル頭身でしたね。ほんと何でもこなせて器用な人だ。始まりのコントにふさわしく余韻を残した終わり方が期待を高まらせます。

小説のタイトルから一文字ずつ取って「小林賢太郎テレビ」に!まとめると
「"小"公女」「風"林"火山」「"賢"者の贈り物」「北風と"太"陽」「風の又三"郎"」「ドン・キホー"テ"」「ハム"レ"ット」「"ビ"ルマの竪琴」
でした。

「そういうことではない展」
ギャラリーシリーズですね。話の種が現物の種になっているなど、日本語の意味を独自の解釈でとらえた小林氏らしいコント。「学生に毛が生えたようなもの」は普通にマネキンだと思っていたら動き出したのでびっくり。中の人暑そう。オチの部分とか、今回はこれまでのギャラリーシリーズとは少し毛色が違いましたね。

ドキュメント
常にコントの事を考えていそうな人ですよね。街を歩いているときも常に面白いものを探しながら歩いているようで。日本語学校のコントは沢山ありますが、実際の日本語学校を訪れるのは初めてだったみたいですね。でも当たり前ですよね。日本人なんですから。「い形容詞」は私も初めて聞きましたが、日本人でも知らない分類の仕方はまだまだ沢山ありそうですね。面白い。

「思う壺」
第一印象、気持ち悪い。でもそう感じるのは小林氏の思う壺なんでしょうね。なんか片桐さんが作りそうな壺。ピンセットはハサミと呼ぶべき、とかはホコサキさんの時も言ってましたね。ホコサキさん好きです。後ろの掛け軸、「我物思壺即是割物也」の名が「歩都然謹書」とあります。ポツネンの漢字表記は「歩都然」なんですね。

「のりしろ」
擬音がのりしろとなって別の世界の人物と繋がっている設定ですね。なんとなくTEXT公演の「同音異義の交錯」を思い出しました。同じ擬音でも状況によってこんなに意味が変わってくるんですね。オチでは「おおー」と関心。

戸塚区
とつ かく とつ かく とつ かく とつ かく・・・。戸塚区は横浜市の一部。横浜は小林氏の出身地。戸塚区を見かける度に脳内にとつ かく とつ かく・・・と流れていたのかもしれませんね。アリス公演の「不思議のニポン」で出てきたどんたくを思い出しました。戸塚区の写真が沢山出てきますが、これ全部自分で撮ったものっぽいですよね。戸塚区を歩き回って撮りまくったんですね。一人ですかね、変な人って思われちゃいますね。最後の辺りの日本語の地名がまるで英語のように聞こえるところは椿公演の「日本学校アメリカン」を思い出しますね。というか私さっきからラーメンズの過去のコントと関連づけまくっていますね。完全にラーヲタですね。実感しました。

小説で「小林賢太郎テレビ」、今度は著者名です。まとめ↓
「武者"小"路実篤」「"林"芙美子」「宮沢"賢"治」「"太"宰治」「谷崎潤一"郎"」「ス"テ"ィーヴン・キング」「レオ・"レ"オーニ」「"ビ"アトリクス・ポター」

「言葉ポーカー」
KREVAさんと齋藤孝さんと3人で言葉遊び。KREVAさんについてはあまり詳しくないんですが、ちょっと調べたところ慶應を出てるみたいです。「国民的行事」のPVには小林さん出てましたね。それにしても多摩美の人と慶應の人と東大卒で明治大学文学部教授の人ですよ。凄い3人だ。言葉ポーカー、面白いですね。発想としてはこれまでにもあったかもしれませんが、小林賢太郎が選んだ言葉たち、というところが重要だと思います。しかもカードの数が物凄い。小林さんのアトリエという事で後ろに並ぶ家具や食器も小林さんが選んだものなんでしょうね。小林さんっぽさが感じられる気がします。本棚には自身の出版した本やCDやDVDが沢山。しかもだぶりまくってる。言葉ポーカーではとにかく3人が楽しそうなのが印象的。

紙芝居
絵柄的にも内容的にも鼻兎を思わせるシュール系ですね。「ムゴン」という言葉の響きは確かに怪獣っぽい。紙芝居なのに台詞無しとか斬新すぎる。こんな人居たら怖いですよ。なんかネイノーさんを思い出しました。か~みし~ばい~。

「ワインレストランにあるまじき風景」
まさにワインレストランにあるまじき風景ですね。メニューが熱いとグラスが熱いは最高にシュールで面白いです。いや、それ以外も全部シュールですね。小林ワールド。気軽に見れて楽しいコントだと思いました。

「思う壺」
気持ち悪くて面白いと思いました。

「擬音侍 小野的兵衛」
おのまとべえ。オノマトペをもじった名前になってるんですね。日本語の擬音ばかりで効果音を表し、台詞が一切無いコント。改めて日本語は奥が深いですね。こんなに沢山の情報を擬音で表現できちゃう。賢太郎さん、衣装似合ってますね。ラーメンズの公演などでは衣装はごくシンプルな物しか着ないのでこういうのは珍しいですね。テレビでしか出来ない事の一つですね。たぶん小林さんはこの格好で舞台には出たがらないんじゃないかと思います。

「御存知!擬音侍 小野的兵衛」
侍を演じるからには殺陣があるはず、という期待を華麗に裏切ってくれました。殺陣と思われる場面ではオーディエンスのみ映り、小野的兵衛は最後刀を鞘に戻す所しか映らないという。こういうゆるい感じがこのコントの醍醐味ですね。最後に至っては相手トランスフォームしちゃってますからね。

お題コント 双方向テレビ

この制作風景が毎回楽しみです。小林さんの試行錯誤の様子が見られるのが貴重ですし、普段どんな道具、環境でコント作りをしているのかにとても興味があるからです。

コント制作風景でアトリエの天井が映りましたが、何やら大きな倉庫のような感じでした。前回までは自宅と思われるようなところで制作していましたが、今はここが制作の拠点っぽいですね。借りてるんでしょうか。家具などのレイアウトが前回までとほとんど同じなので天井が映らなかったら気付かなかったかも。よく見るとさっきの言葉ポーカーをしていた場所も同じ空間の一部みたいです。かなり広いですね。ちなみにカレンダーが7月になっていたので撮影は7月です。結構最近なんですね。

前回までに引き続き、MacBook Proを使う小林氏。まあ彼はMac本人(?)ですからね。近くにはiMacがあります。MacBookもDVDプレーヤーとして登場しました。そして、一瞬MacBook Airが映った気がするんですよね。Proじゃないっぽいんだよなあ。うーん、でも最近のProは薄いのでProかもしれませんね。いずれにしても何台Mac持ってるんですか。

前回までにも映っていて気になっていたんですが、イームズデザイン、プライウッドシリーズのDCM(ダイニングチェア・メタル)という高級チェアが置いてあるんですよ。これは私もいつか手に入れたい名作チェアです。さすが、ものにはこだわっていますね。同じシリーズでLCMというチェアもあるんですが、脚の長さ的にDCMだと思います。彼のアトリエは椅子以外の部分でもとても整理されているのに面白い物もちらほらある、楽しい環境ですね。

アイデアを形にする際に鏡や箱など様々な道具を使っていますが、こういった道具がすぐ用意できるのって意外と凄いことですよね。私の部屋では揃いません。常にアイデアを形に出来るように使えそうな物を集めておく、というのは見習うべきポイントです。私自身も一応デザインという表現の仕事を目指しているので。デザイナーを志す者の視点から見ても小林賢太郎という人は尊敬に値する人物です。

「楽しそうに作業をする小林さんですが、実は3日間、ほとんど寝ていません。」ちょ、さらっと言ってますがあなたのせいですよ、NHKさん。3日でこれだけの物を作る訳ですからそうなりますって。

本番。

ナビゲーターの板楽亭武(いたらくてい ぶ)。インタラクティブってことですね。にしても3日間で仕組みから考えてここまで作り上げられちゃうとか凄すぎ。小林賢太郎に限らず、表現のプロフェッショナルの仕事を見ると自信をなくしそうになります。でもそこは努力ですよね。小林氏にしても、努力の天才です。生まれ持った才能があって泉のように湧き出る創造性を持った人なんて存在しません。以前の小林賢太郎テレビのインタビューでも言っていた事、0から1は作れなくても、必死にもがき苦しめば0.1くらいは作れる。それを10回繰り返せば良いんだと。この言葉は私の中にとても響きました。

話がそれましたが、今回のお題コント、最高に面白かったです。仕組みも面白くて笑いの要素もふんだんに盛り込まれていました。ぶ~ん・・・の後の何とも言えない目の表情が面白かった。コント収録後、帰り際にドアのガラスを利用してフェードアウトのような効果を出したり、最後まで気を抜かない方ですね。

ラスト

ヒシメク本ノ森ヲ/積ム港/ユレル船ハ/沖ヘ抜ケ/縦ヤ横ニ揃ウ街/世界サエ表ス

並び替えると50音に。50音のアナグラムは過去のポツネンの公演でもありましたね。何回やってのけるつもりですか。でも今回の文章はその中でも一番自然な文章かも。進化してますね、さすがです。

最後の最後で三たび思う壺が。確かに黒板消しで黒板は消えません。そして「おしまい」の文字。今までの小林賢太郎テレビはラストがちょっと怖い終わり方でしたが、今回はほのぼのとしたラストでしたね。

全体を振り返り、私としてはシリーズで1番面白かったです。1、2、3と回を重ねるごとに面白さも増していっているのは凄いです。何となく1、2は構成などに共通した物を感じますが、今回の3はちょっと雰囲気を変えてきたなという印象でした。コントの数も多く、一つの番組として完成度が高いと思いました。小林氏もテレビという媒体に慣れてきたのが要因かもしれません。とにかく濃い1時間ですね。これでもかと凝縮されています。あと、これまでの放送でスタッフ笑いが気になる、という意見がありましたが、今回は少し音量的に押さえられていたような気がしました。まあもともと私は気になっていなかったんですが。舞台に慣れている小林さんとしても、観客の笑い声が無いと滑った感じがするのであえてスタッフ笑いを入れているのかも、と思いました。

物凄く長く語ってしまってすいません。ここまで読んでくれた方、感謝を通り越して申しわけないです。貴重な時間を鍵椿に与えてくださり本当にありがとうございました。
2011.08.31 23:59 感想 clap tb(0) cm(2)

突然失礼します。

はじめまして。
「小林賢太郎テレビ3」とYahooで検索をかけたらヒットしたのがこの記事でした。

私もリアルタイムで見ました。
この記事を読むとあの夏の日わざわざユニクロで買った黒帽子をかぶりながら観た思い出が浮かびます(笑)

記事の内容が自分とは違った見方だったり、注目点だったりとても楽しく読ましていただきました!

いままで、正直小林賢太郎テレビ3はどっちかっていうと苦手意識でした。いままで1,2とあまり共演者もなくどちらかったいうとモノクロのイメージでした。それは小林賢太郎テレビのメインの出演者である「ポツネン氏」による体一つで挑むイメージが強かったからでした。
しかし3では、共演者もありコントにナレーションも入って、「あーお金がかかってるな」とカラフルの世界に戸惑い同時に違和感を感じてました。
私自身は小林さんを敬愛していたので「そんなことはない。小林さんの創るものは全て素晴らし」と困惑の時期がありました。でも、この記事を読み。
「小林さんが演じるポツネン氏」を観てるのではなく「小林さんが演じる小林賢太郎」を観てるんだなと気づかされました。

読んでてとても面白かったです。

急なコメント失礼しました。
内容もめちゃくちゃでなんだこいつと思っていると思いますが気にせず読み飛ばしてください!いらついたら削除していただいてかまいません。

ところどころ敬語じゃなかったり、違ってすいません。

お邪魔しました。
2011.09.10 23:43 [ 編集 ]

コメントありがとうございます

はじめまして。凄く長文なのに読んでいただき、その上面白いとまで言っていただきありがとうございます。ご謙遜なさらなくてもこんなにしっかりと記事を読んでいただけた事が凄く嬉しいので大丈夫です。

おっしゃる通り1、2と比べて3は少し違った印象を受けましたね。1、2がモノクロ、3はカラフルという表現は的確だと思います。私はそのカラフルな内容が新鮮であり面白かったのですが、必ずしも第一印象で良い印象を持たない方もいらっしゃるという事ですね。これまでのポツネンの公演もいわばモノクロなのは間違いないと思うので無理も無いんでしょうね。同じように小林賢太郎という人、そしてポツネン好き同士でも見方や注目点が違うのは当たり前なのでしょうが面白いですね。

確かに私はポツネン氏という作品としての小林氏以前に、小林賢太郎という人間そのものを見ている気がします。それは作品を鑑賞する上で必ずしも正しいとは言い切れないかもしれませんが、「小林賢太郎テレビ」に関しては構造そのものが小林氏の人間性と葛藤を見せるように出来ていると私は思っています。なので舞台裏が見えないラーメンズやポツネンの公演などは純粋に作品として見るようにしています。小林賢太郎テレビはポツネン公演とは似ているようで実は違った性質の物だと思うんです。そこを割り切ってみるのが違和感を解消するポイントなのかもしれません。

何が正しい答えかは分かりませんし感じ方は人それぞれだとも思いますが、この記事が考え方のヒントになったとしたら私としても書いて良かったです。ありがとうございました。
2011.09.13 00:17 [ 編集 ]

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