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ダーク・シャドウ感想(※途中までネタバレ無し)



19日に封切られたジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督作品、ダーク・シャドウを見に行ってきました。途中まではネタバレしないように書いているのでまだ見ていない方の参考になれば。主に予告で出てくる事柄にしか触れませんのでご安心を。

予告編などからも見て取れますが、ホラーというよりコメディ色が強いです。アダムスファミリーシリーズが好きな方には特におすすめ。逆に同じようにヴァンパイアを扱った作品でもトワイライトシリーズみたいな感じは期待しない方がいいです。今回はカッコイイ大人なジョニー・デップと言うよりはちょっと人とずれてる変人なジョニー・デップです。ティム・バートンが撮ったんだからまあそうなります。かといってアリス・イン・ワンダーランド程人間離れしたファンタジックなキャラクターでもないです。チャーリーとチョコレート工場のウィリー・ウォンカのイメージに近いかも。変な髪型を気に入ってるという共通点もあるしね。ヴァンパイアなのに妙に人間味があるのが面白いところです。

私はティム・バートンの映画が大好きですが、大好き補正を取っても面白いと言える映画でした。どう考えても流行りますもんね。ランキングでもダントツ1位でしょう。18世紀に封印されたヴァンパイアが1972年の世界に蘇るという事で時代について行けてない感じがありがちですが面白いです。70年代あるあるみたいな描写が多いので、その時代を生きた方は色々楽しいのではないでしょうか。逆に70年代の感じを知らない若い世代には意味が分からない事も多いでしょうね。かくいう私も70年代には生まれてすらいませんが、私の場合はレトロな物や事が好きでその頃の映画とかも見ていて、大体の雰囲気は分かっているつもりなので楽しめました。カーペンターズとかヒッピーとかシボレーと聞いてピンと来ない方は面白さが味わえないシーンがあるかもしれません。とは言ってもその辺は小ネタ程度なので何も知らなくても十分楽しめます。とりあえず現代ではなくちょっと昔の話と思って見れば全く問題ないです。

コメディ色が強いと言いましたが、終始大爆笑という事ではないです。クスッと笑えるシーンが所々にちりばめられている感じ。それでもシリアスなシーンや悲しいシーンもあるのでそういう意味で映画としての完成度が高いと思います。派手な演出のシーンも多く登場するので娯楽映画としては大満足ですね。なので真剣な目で見てしまうと幼稚に感じるかもしれません。開き直って終始笑って楽しむ余裕を持ったほうが絶対に楽しめます。真面目なシーンも笑い飛ばすくらいの感覚が丁度良い映画だなと冒頭の時点で感じました。ブラックユーモアを受け入れられる大人が楽しめる映画ですね。子どもはちょっと楽しめないかもなあ。実際この映画はPG-12指定でもありますし、お子さん連れの方にはあまりお勧めできないかもしれませんね。DVDが出るのを待って、家で見るのが丁度良いかもしれません。他のバートン作品で言うとビートルジュースほど弾けてないけどシザーハンズほど繊細でもないですね。その中間くらいでしょうか。全体的にシザーハンズだけどエドワードの性格がチョコレート工場のウォンカって感じですかね。チョコレート工場を作ったと思えば血まみれでグロいスウィーニー・トッドを作り、アリスを作ったかと思えば大人のユーモアなダーク・シャドウを作っちゃうティム・バートンという人は新しくファンになったお子様の事はどう捉えているのでしょうね。そもそも私はチョコレート工場もアリスも本当は大人に向けて作っていると思いますが。

というわけでダーク・シャドウ、バートン好きの方にはもちろんおすすめ。ジョニー・デップファンの方にもおすすめ。ただしカッコイイだけじゃないよ、という事。私としてはスリーピー・ホロウの時みたいなちょっとヘタレのジョニー・デップこそ彼の魅力だと思います。ただイケメンなだけの俳優さんではなくて人間的な魅力を出せる素晴らしい俳優さんだと思います。ダーク・シャドウでもそんな彼が存分に楽しめますよ。大人向けのコメディと割り切って笑いながら、突っ込みを入れながら、寛大な気持ちで見る事をお勧めします。もう一回見たい。


※ここから先はもろネタバレです。見てない方は要注意。映画を見た方のみ見てね。


結構展開が急な映画でしたね。冒頭の説明的なシーンも凄い早さで進んでいて。ラストの畳み掛けも凄まじく早い超展開でした。18世紀の堅苦しいヴァンパイアが70年代の世界に振り回される、という部分を主に描きたかったんでしょうね。マクドナルドの看板の「M」をメフィストだと思っちゃうところが面白かった。

ヴィッキーが面白いですね。最初の電車のシーンですでに蝋人形みたいに硬直してて、この人は面白そうだなと思いました。ヒッチハイクでトラックかなにかが登場するかと思いきやヒッピーのちっちゃなバスが登場するところも面白かった。博士が清純そうに見えて実は裏がある顔だとか言ってて確かにそんな感じだよなあと思っていたけど、結局のところ清純なままでしたね。まあ基本彼女はジョゼットの生まれ変わりなのでそうに決まってるんですが。両親に精神が病んでいると思われてしまった悲しい過去を持つ女性という事ですね。

しかしあのヒッピー達の死は悲惨ですね。Love&Peaceとか言ってる人たちを皆殺しって。思ったんですが、あんなに何人分も沢山血を吸ってお腹たぽたぽにならないのかな。しかもヴァンパイアは不死身なので血を吸わなかったからと言って死なないんですよね。単純に喉が渇くから吸うと。自分たちに置き換えてみれば、どうしようもなくお腹は空くけど死にはしないって事ですよね。そう考えるとやっぱりなにか食べるよな。

そういえば字幕が明朝体でした。普通は映画用の丸ゴシックみたいなのですよね。見たい映画が無くて映画館であまり映画を見ないので何とも言えないんですが珍しいんじゃないでしょうか。そういえばトイ・ストーリー3をブルーレイで見た時に監督の意向で字幕が黄色ですとか言って黄色い字幕が出てました。字幕にこだわる時代になったのだろうか。明朝体の字幕は世界観にはかなり合っていましたが、やはり細いのでゴシック系よりは少し読みづらいですね。

あと突然のオオカミ人間のくだり、あれ必要なんですか。「オオカミ人間ですがなにか?(ドヤ」とか言われても突然過ぎるぞ。別に月を避ける描写とか伏線があったわけじゃなかっただろと。その点も含めラストはかなり詰め込まれていましたね。真面目に評論すると必要性の無さやストーリーの弱さに目が行きそうですが、この映画はそんな風に評するタイプの映画じゃないと思いました。社会派の映画とかじゃないんだから。コメディ・娯楽映画としては最高に楽しいと思います。オオカミ人間に関しても、えっ何突然・・・しかも物語のキーでもなんでのないの?え?・・・これはダメな映画だ。・・・などと見てしまうとつまらないですよ。そういえばお姉ちゃんの名前はキャロラインじゃなくてキャロリンなんですよね。デヴィッドもデイヴィッドじゃないしな。もちろん間違ってるわけじゃなくてそういう名前なんでしょうがちょっと珍しい。

ベッドの上にコウモリのようにぶら下がってみたり、窮屈な戸棚の中に入ってみたりしたけど、結局棺が一番落ち着くんですね。200年も(正確には196年(キリッ )棺に入っていたわけなので当然でしょう。しかしあの棺からまっすぐ起き上がるシーン。完全に吸血鬼ノスフェラトゥです。吸血鬼ノスフェラトゥは1922年にドイツで制作されたサイレント映画です。この映画大好き。本当に大好き。この映画の中で映画史上初めてあの棺からまっすぐ起き上がるシーンが出てくるんです。それがすっごく怖い。何種類かの編集パターンがあるんですが、そのシーンだけ無音になるものが最も怖くていいですね。ナイトメアー・ビフォア・クリスマスでも同様のシーンがありますし、吸血鬼ブラザーズのうちの一人のデザインは完全にノスフェラトゥを意識しているんです。バートンも大好きなんでしょうね。オマージュでありリスペクトなのでしょう。ちなみにその映画で吸血鬼を演じたマックス・シュレックは詳細不明の俳優さんで、本当に吸血鬼だったんじゃないか、と言われていたりします・・・。

アンジェリークが死んでしまったので力量のある後継者が居なければあのライバル水産業者は潰れてしまうでしょうね。そうなればまたコリンズ家に反映が戻りますね。結局バーナバスの言った通りになりそう。あ、そうなるとお金大好きなお父さん帰ってくるんじゃないか。デヴィッド的には良かったね。

バーナバスとジョゼットはあの後どうするんだろう。屋敷は焼けてしまったし。全焼じゃなければ修復して住むかな。にしてもこれから先ずっと生き血を求めて誰かを殺さないといけないことになりますよね。アンジェリークが死んでも呪いは解けなかった。むしろ最初一人だったヴァンパイアが3人になっちゃったからなあ。博士はどうするんだろう。池の底じゃ誰も気付いてくれないだろうし重りが付いているから自力でも上がってこられなさそうだし。そもそもアンジェリークが死んだから呪いを解ける人が居なくなったってことか。やばいじゃないですかそれ。

なんかみんなにとってまあまあ良かったけどまあまあ良くなかった展開でしたね。でも面白かった。ブルーレイ絶対買う。
2012.05.23 23:17 感想 clap tb(1) cm(0)

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まとめtyaiました【ダーク・シャドウ感想(※途中までネタバレ無し)】

19日に封切られたジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督作品、ダーク・シャドウを見に行ってきました。途中まではネタバレしないように書いているのでまだ見ていない方の参考になれば。主に予告で出てくる事柄にしか触れませんのでご安心を。予告編などからも見て取...
2012.05.24 00:58 URL まとめwoネタ速neo